GBRとはどんな治療?
2022/09/01
歯科治療ではさまざまな専門用語が用いられますが、その中の一つに「GBR」があります。
GBRとは、一体どのような治療なのでしょうか。
今回はGBRについて、詳しく解説いたします。
GBRの意味と治療法とは
GBRの意味
「GBR」とは、日本語で「骨再生誘導法」と呼ばれます。
主にインプラント治療において行われるもので、骨の厚みや高さが足りない場合に骨を再生するために行う治療法です。
GBRの目的
インプラントを行うにあたって、重要なのが骨組織です。
骨に人工の土台を埋め込むインプラントでは、骨組織に十分な強さが求められます。
この骨組織の強さが十分でない場合に最初に行うのが、GBRです。
欠損した歯槽骨や、あごの骨の再生を促すのが目的です。
GBRの必要性
人の歯の根の部分は「歯槽骨」と呼ばれるあごの中の骨に植わっています。
虫歯や歯周病、あるいはけがなどで歯が抜けてしまった場合、人工的に歯槽骨の中に歯の根っこを埋め込んで新たに歯を構築します。
これがいわゆるインプラントです。
歯槽骨の厚みが足りない場合はまずGBRを行います。
GBRを行わないままでインプラントを行うと、歯槽骨に埋め込んだ人工歯根が露出してきてしまいます。
そのため骨もしくは骨補填材を入れ、人工膜で覆うという処置が必要です。
まとめ
GBRの意味と目的、そしてその必要性について見てきました。
インプラントを行うにあたって骨の強度が足りない場合は、重要かつ欠かせない治療であることがわかりますね。
当院はさいたま市において、審美歯科治療を実施しております。
インプラントに関するご相談は、お気軽に当院までお寄せください。