金属アレルギーでもインプラントはできるの?
2022/10/01
歯科医療においてはさまざまな金属が使われることがあり、金属アレルギーの方にとって不安は大きいでしょう。
その場合、インプラントも難しそうですよね。
そこで今回は、金属アレルギーでもインプラントはできるのかについて解説いたします。
金属アレルギーでもインプラントは可能
結論から言うと、金属アレルギーの方でもインプラントは可能です。
その理由については、以下で詳しく見ていきましょう。
金属アレルギーを起こさない歯科材料を使うから
歯科材料で使われているもののうち、金属アレルギーの方に使えないのはクロムやニッケル、シルバーやパラジウムなどです。
これらの金属成分からは、唾液や組織液などに金属イオンが溶け出してしまいます。
インプラントでは、金属アレルギーのある方にこれらの金属製の歯科材料は用いません。
したがって、アレルギー反応が起こる心配をせずに治療を受けられます。
金属アレルギーの方へのインプラントでの歯科材料
金属アレルギーがある方にインプラントを行う際は、金属の歯科材料を他のものに置き換えます。
人工歯根の部分はネジになっていますが、ここに使われるのは金属アレルギーを引き起こすリスクが低いチタンです。
セラミックはいわゆる陶器で、金属物質を含みません。
自然な歯に近い色調を出すことができ、審美性にも優れた安全な素材です。
まとめ
金属アレルギーの方に対しては、金属を安全な歯科材料に置き換えてインプラントを行うことがわかりました。
金属アレルギーでインプラントをあきらめていた方は検討してみてくださいね。
さいたま市で審美歯科治療を行う当院では、安心してインプラント治療を受けていただけます。
ぜひお気軽にご相談ください。