インプラントとブリッジの違いとは?
2022/09/21
歯を失った際、治療方法の選択肢として挙げられるのがインプラントとブリッジです。
両者には、どのような違いがあるのでしょうか。
そこで今回はインプラントとブリッジを比較しながら、その違いについて見ていきましょう。
インプラントとブリッジの違い
インプラントとは?
インプラントとは、失われた歯の根っこの部分に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着して再生させる治療法のことです。
審美性に優れ、見た限りでは義歯とはわからないでしょう。
食べ物をかむ力にも優れており、お手入れをきちんと行うことで長持ちするのも特徴です。
ブリッジとは?
ブリッジは、虫歯や歯周病などが進行して歯を抜いた後に、抜いた歯の機能を補うために行う治療です。
両隣の天然歯の中央に義歯を配置し、両側から義歯を支えます。
支えになる天然歯がしっかりしているのであれば、複数の人工歯をつなげることも可能です。
インプラントとブリッジの3つの違い
インプラントとブリッジの違いには、下記の3つが挙げられます。
・診療形態・歯を削るかどうか
・持続期間 これらの詳細については、次で詳しく見ていきましょう。
診療形態
自費診療のインプラントに対し、ブリッジは保険の適用が受けられます。
保険診療は自費診療に比べ、費用の負担が軽いのがメリットです。
ただし、ブリッジには保険診療と自由診療の両方の選択肢があります。
そのため、インプラントとブリッジのどちらも、事前に費用を確認しておくのがおすすめです。
歯を削るかどうか
インプラントは歯を削る処置を行わないのに対して、ブリッジは歯を削る治療が必要です。
歯を削ることに抵抗がある方は、インプラントの方が適しているかもしれませんね。
治療後の持続期間
治療を終えた後で両者を比較した場合、長期的な安定性に優れているのはインプラントです。
10年残存率を基に比較すると、インプラントはおよそ90%以上とされています。
一方のブリッジは50%から70%と、人によってばらつきが見られるのが特徴です。
こうした違いを把握した上で、インプラントにするかブリッジにするかを検討する必要がありますね。
まとめ
インプラントとブリッジについて、双方の内容を基に違いを見比べてきました。
診療形態や費用、処置の内容に持続期間などを総合的に考えて検討すると良いのではないでしょうか。
さいたま市にある当院では、インプラントをはじめとする審美歯科治療を手掛けております。
どうぞお気軽にお問い合わせください。